前を使う水落亮太、後ろを使う柏木義之

先月のスキーグラフィックと今月のスキーグラフィックを読んで思ったこと。

柏木義之は「ターンの始動で、足首を緩め、脛の圧もかけず、足を伸ばす」らしい。

つまり、柏木義之はターンの前半後ろ乗りをしているのだと思う。

普通、レッスンを受けると、「前半前に乗って~、後半後ろに乗って~」って教わると思うけど、柏木義之は全く反対を行っているんだよね。

それに対して、水落亮太。

彼は「ターン中、常に足首と入れて、脛の圧をかけている」らしい。

ターンの始動でも足首と脛に圧がかかってる状態で、柏木義之とは正反対。

ふたりの滑りを比べると、柏木義之はターン始動で高い位置に、水落亮太は常に低いポジションで滑ってるように見える。

水落亮太はどちらかというと常に足首、膝を曲げている状態で滑ってるんじゃないかな。

だから常に小さく見える。

ターンスピードは水落亮太の方が上なのに、柏木義之の方が点数が出ることが多いのは、ここら辺の表現の違いが影響しているんだと思う。

結果はどうあれ、ふたりとも自分のスキーに対する考え方を基に滑りを構築しているので、どちらがいいとか悪いとかではないと思う。

これからテクニカルやクラウンを取ろうとしている人はこういう話を聞くと、「どっちが正しいの?」「どっちの方がいいの?」と質問してくるけど、自分がいいと思う方で滑ればいいと思う。

ひとつだけアドバイスするとすれば、両方試してみて「しっかり板をたわませられる」「スキーが走る」と感じる方を選びなさいということ。

水落亮太も柏木義之も280点出すわけだし、「しっかりスキーがたわんで、しっかりスキーが走れば」テクニカルでもクラウンでも間違いなく合格するから。

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