12月21日~24日まで毎年恒例の明治学院スキー教室に、OBコーチとして参加。
去年同様、雪が少なく、滑れるコースも少なめ。
子供にはいろんなコースを滑らせたかったのでとても残念。
そんな中、ちょいちょい講習をしてきました。
プルークボーゲンの生徒に何を教えるのかっていうと、
板に重さを乗せれば、スキーはたわんでターンをしてくれるってこと。
それから、上体を使って自分からターンをしようとしないってこと。
もちろん難しい説明は一切抜きにして、こうしてみてって感じでやってもらうだけ。
子供は素直だから、結構すぐ出来るようになっちゃうんだよね。
そうすると板もなんとなく平行になってくる。
子供ってすごい!!!
で、本題。
子供の適応能力云々を伝えたくて、今日のブログを書いている訳ではないのよ。
さっき言った、子供に教えたこと、何だったか覚えてる???
①板に重さを乗せれば、スキーはたわんでターンをしてくれる
②上体を使って自分からターンをしようとしない
これってまさか、、、
と思った人は鋭い。
テクニカルを取りたい人に教えていることと、とても共通してんだよね。
テクニカルに合格できない人はスキーをたわますことがヘタ。
そして上体で弧を描こうとするから、ターンの最後まで内側を向いてしまい、山側に重心が残ってしまう。
板はたわまない、体は落ちてこない、残念な滑り。
心当たりのある人、多いんじゃないのかな。
初級者も上級者も重要なところは同じ。
「自分がターンを作るのではなく、スキーがターンを作る」
そんなイメージで滑れるようになったら、テクニカルもクラウンも合格が近いと思うよ。